DJIがMavicシリーズ初の産業用機 「MAVIC 2 ENTERPRISE」 をリリース

DJIがMavicシリーズ初の産業用機 「MAVIC 2 ENTERPRISE」 をリリースしました。

「MAVIC 2 ENTERPRISE」は、ドローンを産業用途に活用するユーザーや政府、教育機関を対象とした信頼性の高い産業用ドローンとして、高度制御技術と専用のアクセサリーを搭載し、消火活動などの緊急事態への対応やインフラ設備の調査などの重要なミッションにおいて、産業利用の可能性を広げます。

Mavic 2 ENTERPRISEの特徴

『Mavic 2 ENTERPRISE』は設備点検や監視、捜索、調査といった用途での使用を想定してつくられた機体です。1,200万画素のセンサーと光学2倍(デジタル3倍)ズームを備えたカメラに加えて、専用のアクセサリを装着することで通常のMavicシリーズでは難しい特殊な用途にも活用できます。

DJI純製のMavic 2 Enterprise用アクセサリ

<M2E スポットライト>

輝度2,400ルーメンの、2対のスポットライト。夜間の捜索や監視に利用可能。

<M2E スピーカー>

最大100デシベルの音声を再生できるスピーカー。10種類の録音済データできるとのこと。

<M2E ビーコン>

米国連邦航空局(FAA)の夜間適用免除基準を満たすビーコンで、約5kmから目視可能。低照度環境下や夜間での目視による位置確認や、周辺を飛行するドローンや航空機に対しても注意喚起をするために使用される。

プロ仕様のアプリに対応

DJI Pilot

DJI Pilotは、特に企業ユーザー向けに構築された素晴らしいアプリで、DJIドローンの実力を最大限に引き出します。Mavic 2 Enterpriseのために特別開発されたDJI Pilotでは、パフォーマンスを最大限に発揮するように飛行性能を最適化します。

DJI FlightHub

DJI FlightHubは、ドローンオペレーションを一括管理できるワンストップソリューションです。大規模な組織を管理し、空中での業務を効果的にレベルアップします。Mavic 2 Enterpriseに対応しているため、FlightHubをDJIドローンの既存のフリート(航空隊)に直接統合できます。その結果、空中からの情報を組織全体で活用できます。

価格と販売時期
「MAVIC 2 ENTERPRISE」は、全国のDJI Enterpriseの正規代理店で11月上旬からの販売を予定しています。価格については正規代理店よりご案内します。正規代理店は下記リンクよりご確認ください。
https://www.dji.com/jp/where-to-buy/enterprise-dealers

 

記事引用: https://viva-drone.com/dji-mavic2-enterprise/  及び  https://www.dji.com/jp/mavic-2-enterprise
画像引用: DJI

 

防水性能は?
機体の基本スペックは Mavic 2 ZOOM が基本となっているようなので、防水性が無い所が少し残念なところです。防水性のあるドローンは産業機のごく一部の機能で、まだまだ一般向けモデル、そこから派生したモデルでは備わっていないのが現状です。人命救助なども視野にいれたドローンであれば、有る程度の悪天候でもフライトできる堅牢性があるかどうかは気になるところですね。これは次期モデルでの採用を期待したいところです。

 

「MAVIC 2 ENTERPRISE」についての詳細情報は、以下のリンクからご確認ください。
https://www.dji.com/jp/mavic-2-enterprise

 

「MAVIC 2 ENTERPRISE」については、DroneWalker でも分かりやすく紹介されています。参考にしてみて下さい!

https://drone-aerial-corps.com/2018/10/29/mavic2-enterprise/

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